よしだ外科・内科クリニック(福岡市博多区)

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今回のコラム「秋バテ」(2016/10/08)

今回は夏バテならぬ秋バテのお話しです。

秋バテ

実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋、たくさんの楽しみがある秋がやってきます。
気候はとても良く食べ物も美味しいけれど、全身がだるく何となく体調が悪い、疲労感がある、食欲がわかない、冷え・肩こり・頭痛などがひどい、下痢や便秘になるなどの症状が出ている方が見受けられます。

夏の冷房や、冷たい物のとりすぎなどで、体の芯は冷えています。そして夏から秋の寒暖差に体の調整が上手くできずに体調を崩してしまうのが秋バテです。

最近の夏バテは、ここ数年の猛暑のせいで冷房による外との温度・湿度の差が激しく、その急激な変化に、カラダがついていけず、自律神経を乱し、クーラーでカラダが冷えきってしまい、血の巡りが滞りがちに(瘀血・冷え)なることも多いのです。
そうして、秋口になってから、ドッと疲れが出始め、だるさが取れず、疲労感やカラダの不調として現れてきます。これが秋バテの始まりです。 そもそも秋は、朝晩と日中の温度差が激しいために、風邪を引きやすく、さらにカラダが冷えやすいので体調を崩してしまうことも多いものです。

夏の暑さを引きずったまま、薄着のままでいたり冷たいモノを取り過ぎると、 カラダの表面は暑いのに、カラダの中は冷えた状態となるため、夏バテの解消どころか、余計に体調を崩してしまい秋バテになる人が増えているのです。
夏バテは体力がなく胃腸の弱いヒトがなりやすいのですが、秋バテは体力のあるヒトでも陥りやすい症状です。

〝 秋バテ 〟の主な原因

自律神経の乱れ(ストレス)と冷え(血の滞り)こそが〝秋バテ〟の主な原因です。

治療・対処法
  1. 食事
    基本は、1日3食をきちんと規則正しく・バランス良く摂取することです。
    冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べたり飲んだりするとともにゆっくりよく噛んで食べる。どうしても食欲のないときは、量より質。少量でも栄養バランスの良い食事を。
  2. 入浴
    一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするために37℃~39℃のお湯での入浴(半身浴)がおすすめです。ぬるめのお風呂にゆっくりつかることで、体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。
  3. 運動
    冷房の効いた室内にいることが多かったり、気候が涼しくなると、汗をかきにくくなります。その結果、血行が悪くなり、体内に疲労物質が溜まって疲れやすくなります。朝夕の涼しい時間帯にウォーキングや軽い運動をして、適度に汗をかくことお勧めします。
  4. 室温
    まだ冷房が必要なことがありますが、自分の体調に合わせて温度調節できる服装(カーディガンなど羽織物)を準備しましょう。 体調がなかなか戻らない方は、早目に医療機関を受診ください。

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