よしだ外科・内科クリニック(福岡市博多区)

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今回のコラム「痔瘻(じろう)」(2016/ 2/29)

肛門の奥のある保部位から細菌が肛門周囲組織に入りこんで化膿しうみが溜まった病変が肛門周囲膿瘍ですが、これが原因となって 痔瘻(あな痔)が形成されることがあります。
痔瘻(じろう)

痔瘻は肛門内に存在する肛門腺に細菌が侵入し感染が周囲に広がり、瘻管という、いわばトンネルが形成されたものです。
持続的な膿の排出、間欠的な肛門周囲の腫脹・圧痛を生じ自然に破れてうみが出ることもあります。

肛門周囲膿瘍の痔瘻への移行率は30数%前後、肛門周囲膿瘍を切開排膿した146例を最長15年間、経過観察した研究では、50%は自然治癒、10%が再度膿瘍形成、最終的に痔瘻に移行したものが37%という結果でした。

三つの主な痔の比率データ
  1. 痔核 62.8%
  2. 裂肛 24.9%
  3. 痔瘻 6.5%

有病率ですが、欧米では10万人あたり5.6~20.8人、男女比は2.2~5.7:1と男性に多く、30~40歳代に好発するとされています。

痔瘻に関して大切なことは、10年以上経過した痔瘻から癌が発生することがあることと、痔瘻は手術以外に治療法がないことです。


今回は痔瘻の手術法の一つであるSeton法についてご紹介します。

Seton法
Seton法とは一次口と二次口の間の瘻管にseton(ヒモ)を通し、時間をかけてヒモを少しずつ縛って瘻管を切離する方法です。
古くからある手術法で、1800年代・江戸末期から存在するとされています。 瘻管の程度やヒモを締める強さなどなどで個人差は非常に大きいのですが、一般的には数ヶ月で瘻管が切離されて治癒します。
高い根治性の面(再発率数%)と、肛門括約筋の損傷が少なく良好な肛門機能温存の面(つまり便失禁などの術後合併症が少ない)から非常に有効な治療法と考えられます。
日帰り手術が可能ですし、とてもいい手術法だと実感しています。 ご心配な方は是非、ご相談ください。

 

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